CEATEC 2025のコンファレンスセッションに登壇しました

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2025年10月14日(火)、CEATEC 2025で行われたコンファレンスセッション「Bluetoothの新技術、Auracast™の力で公共空間の音声体験を変える」に、当社医療機器事業部長 太田が登壇しました。


講演内容

本講演では、リオネットにおける補聴器事業の取り組みと、Bluetooth※1の次世代聴覚支援技術「Auracast」※2対応に向けた展望について紹介しました。

※1 Bluetoothは、スマートフォンやワイヤレスイヤホンなどに搭載されている近距離無線通信規格です。
※2 Auracast(オーラキャスト)は、Bluetooth LE Audioに基づくブロードキャスト技術で、複数の対応デバイスへ音声を無線で同時配信できる仕組みです。

プレゼンテーション

当社が2015年に策定した「2030年 暮らしの中の補聴器」という未来像を取り上げ、補聴器が生活のあらゆる場面で自然に活用される社会の実現を目指していることを説明しました。一方で、日本における補聴器の普及率はいまだ低く、多くの難聴者が補聴器を使用していない現状にも言及しました。その背景には、装用感や効果に対する不満、操作の煩雑さなどの課題が存在することを指摘しています。これらの課題解決に向けて、フラッグシップモデル「リオネット2」では、再生帯域の拡大、雑音抑制性能の向上、ダイレクトストリーミング、充電対応などを実現し、より自然で快適な聞こえを提供する「真に役立つ補聴器」として、新たな価値を創出していることを紹介しました。

プレゼンテーション

さらに今後は、補聴器のファームウェアアップデートや対応スマートフォンアプリにアシスタント機能を導入することで、Auracast対応を実現する構想を示しました。Auracast対応に向けて、ユーザーが新しい価値を体感できる実証実験や体験イベントの実施を検討しており、公共施設や交通機関への協力の打診も予定しています。
Auracastの普及が進むことで、公共施設や交通機関などに対応設備が整い、聞こえに対する不満が軽減されるとともに、より多くの人が音情報を快適に受け取れる社会の実現が期待されます。こうした取り組みの進展により、2015年に描いた「2030年 暮らしの中の補聴器」で掲げた課題の多くが解決に近づき、音を通じて人と社会がつながる、快適で安心な生活空間の実現へと導く、と結びました。



CEATECとは
CEATEC(シーテック)は、Society 5.0※3の実現に向けて進化を続ける日本最大級のテクノロジー総合展です。
CEATEC 2025は「Innovation for All」をテーマに掲げ、2025年10月14日(火)~17日(金)に幕張メッセで開催されました。

CEATEC

※3 第5期科学技術基本計画(平成28年1月22日閣議決定)において提唱された「サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」を指します。




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