Q.補聴器をつけたらどのくらい「聞こえ」が良くなる?
A.聴力や言葉の聞きとりの程度によって異なります。
補聴器をつけたときの「聞こえ」は、聴力や言葉の聞きとりの程度によって異なります。 主に日常会話が聞きとれる程度に音を大きくすることを目安にしていますが、聴力によっては難しい場合もあります。難聴の程度によって、補聴器で補うことのできる音の大きさには限界があるからです。また、言葉の聞きとり能力の程度によっても、補聴器の効果は異なります。
語音明瞭度とは
十分に聞こえる音の大きさで、正しく語音(あ、い、う、え、お、など)を聞き分けることができた割合を語音明瞭度と言います。語音明瞭度は、補聴器の効果を示す目安になり、語音明瞭度の数値が高いと補聴器の効果も期待できます。逆に、語音明瞭度の数値が低いと、「音は聞こえるのに言葉がわからない」という現象が起こります。この語音明瞭度の測定は、耳鼻咽喉科や補聴器販売店で行っています。
要望や環境に応じて
補聴器をお使いになる方の要望や、使う環境によっても、補聴器の効果が変わります。現在の補聴器は、環境ごとに最適な設定に自動で切り替える機能を搭載している機種もあります。
慣れる必要もあります
難聴により、音の少ない状態に慣れてしまうと、補聴器をつけたときに、今まで聞こえていなかった音が聞こえてくるため、うるさすぎると感じる場合もあります。
つけ続けることが大変だと感じることもあるかもしれませんが、徐々に慣れていきます。3か月を目安にがんばりましょう。
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