Q.電池の持ちが短い

A.電池の状態を確認しましょう。

ポケット型補聴器以外の補聴器には、ボタン型の空気電池を使用します。(充電式補聴器・ポケット型補聴器を除く)
空気電池は、+極から空気中の酸素を取り込んで発電する電池で、+面にシールが貼られた状態で販売されています。

シールをはがした電池は、酸素を取り入れる穴が開いた状態なので、補聴器を使っていなくても、少しずつ容量が減っていきます。そのため、補聴器の使用頻度が少ないと、知らないうちに残量が少なくなってしまうことがあります。



冬の電池寿命

冬場は、暖房器から発生する二酸化炭素が電池の電解液を劣化させるため、本来の電池性能を発揮できない場合があります。二酸化炭素が発生する暖房器を使用している場合や、人が多く集まる部屋では、換気を行なってください。また、気温が低く電池が冷えていると動作に影響が出る場合があります。手などで暖めてからご使用ください。





補聴器の故障の可能性

電池が原因ではなく、補聴器が故障している場合もあります。電池が1日や2日など、極端に短い期間でなくなる場合は、補聴器販売店に点検を依頼してください。





カタログや取扱説明書の電池寿命

カタログや取扱説明書に記載されている電池寿命は、補聴器の設定を一定の条件にして連続使用した場合の値です。実際の電池寿命は、デジタル機能、調整、使用環境、空気電池の性質などの影響により異なります。





電池残量

電池残量は、見た目では判断がつきません。使用済みの電池は、別の場所に置く、印をつけるなど、区別しておくことをおすすめします。空気電池の残量については、別売の「電池チェッカー」で調べることができます。また、一部のスマートフォンと連携する補聴器については、専用のスマートフォンアプリでおおまかな電池残量を調べることができます。





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