補聴器選びのポイント

補聴器は使う方の聞こえに合わせる必要がありますが、それ以外にも、ライフスタイルや使う環境、使い勝手なども考慮して選びましょう。

補聴器を使う環境

例えば、お仕事で会議や打ち合わせが多い方と、家の中でゆっくり過ごすことが多い方では、音の環境が違います。それぞれの環境に合った機能が搭載された補聴器を選ぶ必要があります。
補聴器販売店のスタッフにお客さまのライフスタイルや、使いたい環境や場面、聞こえについて困っていることなどをお伝えください。

補聴器の操作

補聴器にはいくつかの形状がありますが、それぞれ操作方法や、耳への装着のしかた、聞こえ方の特徴が異なります。毎日使うものですので、ご自身が日常生活で使いやすいと思うものを選ぶことが大切です。補聴器販売店で実際に手にとって操作してみましょう。

補聴器の価格

補聴器の価格は、機能や形状などによって様々です。一般的に、価格の高い補聴器は、多くの機能が搭載されていますが、「高価であれば、どなたにでもあう」というわけではありません。聴力に合うもの、使う環境に合うもの、必要な機能が備わっているものを選びましょう。補聴器販売店では、聴力や使用環境、使い勝手などに合わせながら、ご予算に応じた補聴器をお選びします。

補聴器を使う意欲

補聴器を使いこなすためには、「補聴器を使って会話を楽しもう」、「コミュニケーションを取ろう」という意欲が最も大切です。意欲がないと、次第に装着や操作が面倒になって使わなくなってしまう可能性もあります。また、補聴器選びにもご本人の希望や好みが反映されないと、使う意欲が低下してしまいます。ご家族の意見だけで補聴器購入を決めてしまうようなことは避け、使うご本人が納得し、意欲をもって補聴器を選ばれることが重要です。